【ゼノブレイド2】♪Counterattack【ピアノ編曲】

 

どうも!KUNiです!

 

前記事の続き、というワケで!

 

『Counterattack』のピアノ編曲&演奏、

収録&編集完了致しました!ワッショイ!

 

ほな、畳むでぇえ~!(ジークボイス)

今回はYouTube概要欄にも

記載した通り、なんとYouTubeの

登録者数が1000人を突破しましてね。

 

なんとか少しでも、視聴者さんたちや

知り合いの方にお礼出来ないかなと

思って 気付いたら…って、これ前回も

同じ文章書いたやないかい!(極さんボイス)

 

げふんげふん。実は、それだけではなく

ゼノブレイドDEのほぼ完全クリア記念として…

(全クエスト攻略完了、キズナグラム完成、

全スキルツリー解放、つながる未来篇も

全クエスト攻略完了+ストーリー攻略完了)

 

編曲してみたって気持ちもあります!

もうね、ゼノブレイドほんまに最高よ。

2もDEも、ストーリーもBGMもキャラも

3DモデルもフィールドもセリフもSFも

裏切りファンタジーなのもバトルシステムも

アクションコマンドも、全部全部好き!

 

編曲・楽譜作成・練習・収録そして

編集と 合計1ヶ月はかかりましたね~。

『在りし日のふたり』と同時進行でしたし。

 

さて、軽く『Counterattack』編曲の

コダワリについて語っておきますか!

 

まず、この曲は公式サイトである

https://www.nintendo.co.jp/switch/adena/index.html

BGM 03でも聴けるので、良かったら!

 

↑コチラからでも聴けます。原曲、素晴らしいなあ…!↑

 

この『Counterattack』。直訳が反撃。

そう、この曲が流れる時は基本的に

イベントシーンなのですが…

 

『劣勢』時に流れる時が多いんですよね。

特にゼノブレイド2はレックスが若い上に…

割と負ける。絶望的な展開も続きますし、

それでもこの想いは…!想いだけは!

絶対に負けられない!そんな楽曲。

 

ゼノブレイドDE(初代)のように若くとも

ダンバンさんという頼れる大人が居れば

まだ変わったのでしょうけども あの

ヴァンダムさんも…なので、切ないです。

 

で、ゼノブレイドDE(初代)で流れる

『敵との対峙』。

 

この曲無しに『Counterattack』は

語れないでしょう…!この曲があったから!

この曲で、世界中を切なく泣かせたから…!

 

ゼノブレイド2でもゼノブレイドDE(初代)を

彷彿とさせる楽曲が多いのも納得というか。

いやはや、楽曲愛も素晴らしいですよね…!

 

さて、あまり長いとアレなんで手短に…笑

ゼノブレ、語りだすと止まらないからね…!

 

『Counterattack』の編曲なのですが、

本当は1ループだけで終わろうかなーと

思ってたんですよね。一段目だけで終わる。

 

でも…!原曲が使われる状況を考えると、

やっぱり…大変ですが やり切るしかない!

だってホムホムやヒカリちゃん、そして

レックスたちが頑張ってるのに…!なんて。

 

曲構成的にも、やはり三部構成と

なってる為に 省くに省けませんね。

ここは愛の魅せドコロ!というワケで

5分間フルで編曲させて頂きました!

 

自分で言っちゃアレかも知れませんが

『Counterattack』をここまで原曲に

忠実、かつグランドピアノの性能を

引き出して編曲したモノは…

無いんじゃないかなぁ。うんうん。

ブラッシュアップにも時間かけましたね…!

 

すべての音を再現すれば、原曲のような

感動が生まれるワケでもありません。でも、

再現すべき音色はしっかり再現しなければ

必ず原曲のような感動は、生まれない。

 

というワケで、順を追って一部紹介!

 

47秒辺り、左手パートは原曲で

ピアノが弾いてる部分も再現しております。

ウデがもう1本必要なぐらいなシーン。

 

1分09秒辺り。このパッセージは

公式サントラ豪華版限定音源である

ピアノソロ編曲版でも再現出来ておらず

今回やっと叶ったかなと自分で納得。

単音にしたり、オクターヴにしたりで

一気に質感が変わる為 これがベストかな…。

 

1分30秒から続く、2ループ前のフレーズ。

ここも、原曲ではエレキギターが鳴きまくる

カッコイイフレーズ…なんですけど あえて

ピアノソロ編曲では 右手をスタッカートで2音、

左手をテヌートスタッカートで1音…という風に

ちょっと趣向を変えて編曲しております。

こうするコトで、ベースがより活きる。ハズ。

 

1分54秒。2ループ目、アクション起動…!

実は原曲でもある通り 単純なループって

テーマの部分しか無いんですよねこの曲。

そのテーマでさえ、2回しか単純ループは無し。

(最後は転調して、更に盛り上がりますからね)

 

2ループ目開始の部、単純に1ループ目と

同じ高さではなく高め…だけじゃなくて

原曲バックでピアノがサラサラと流れてる

音階やフレーズは絶対捨ててはならない。

というワケで、ほぼ全部入れ込みました!

(難易度が上がるのは気にしない!)

 

2分17秒。原曲ではエレキが主役。

2ループ目と3ループ目の頭部分は

エレキが鳴き続ける激しい部分が多く

これをピアノでどう表現すれば一番

原曲に近づけるか…研究した結果が

こうなった、というカンジでしょうか。

 

適度に、リズミカルにスタッカートを

入れる事で ピアノ独特のカッコ良さが

引き立つ為、エレキにも対抗が出来る。

そして、原曲エレキと同じく 導入部を

若干ズラして導入する事で エレキの

『鳴き』を再現する事が出来たり、ね。

この場合はですよ。この場合は、ね。

 

2分36秒。テーマに入る前のフレーズ。

個人的にクラシックピアニストとしては

こういった技巧的なフレーズは編曲してて

とても楽しいのですが、難しいだとか

理由抜きにして絶対に必要な左手部分。

原曲でも、ベースがしっかり響いてますから。

 

その変わり、テーマに入る直前は

1ループ目がトレモロだったに対して

2ループ目はシンプルにオクターヴで。

 

3分08秒。3ループ目、アクション起動!

ここの部分、原曲でもベースが静かに響き

ピアノがキラキラ輝く素晴らしいパートです。

左手、単音ですがシンプルながら再現。

 

3分25秒部。弾いてて凄く楽しい部分。

そして、リタルダンドを入れつつ…

3ループ目のエレキ鳴きパッセージへ。

 

ピアノの音で、ここの音をどう表現すれば

再現できるか悩みに悩みましたが…笑

トリル、ずらしでなんとか再現完了。

そして、ここはエレキギターだけじゃなく

バックのオーケストラの(明るい)メロディは

絶対必要なんですよね…!でもウデは2本。

3本あれば弾けるけど、それは無理という。

 

なので、最低限必要な部分だけを

オクターヴで美しく表現!これは必要。

じゃないと、3ループ目の感動が薄れてしまう。

 

3分52秒。クライマックス手前のフレーズ。

ここのパッセージ、たぶん『Counterattack』

ピアノ編曲の中でも一番難しい部分かな…?

私はクラシックピアニストなので大丈夫だけど

普通の方が弾くにはちと難しいかも知れない。

(そもそも、自分が弾く為だけに自作編曲

してるので技巧の配慮は不要!なんですけど笑)

 

4分30秒。もう、ほぼエンディングですよね。

原曲では一切、リタルダンド(ブレーキ)は

ゲーム音楽なので使用されておりませんが…

 

…やっぱり!生で弾くなら必要な所は必要!

ここのリタルダンドは私的にかなり必要ですね。

(この曲はテンポ維持したまま終わってしまう為

それまでに設けてあげないと聴き手が疲れる故)

 

…とまあ、軽く解説してみました!

(ぜんぜん軽くないやないかい!)

いやはや、非常に申し訳ない!

 

というワケで…!

 

作曲者の平松建治様、そして任天堂様、

モノリスソフト様!素晴らしい楽曲と夢を

届けて下さってありがとうございました!

ゲー研所長 KUNi

投稿者: KUNi

とある20代クラシックピアニスト。 "ゲーム愛好研究所"略して"ゲー研"所長。 様々なゲームについて印象記(レビュー)を 心を込めながらつらつらと書いて参ります。

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